メモの書き方、効用
メモは、題材を決めて書くということではなく、朝起きてから夜眠りにつくまで、
業務の最優先課題に対しどうすればもっといいか、商品を、店舗を、全社の経営をどうしようか、
どうやって周囲をうまく巻き込もうか、どうやって自分がもっと早く成長できるのか、常に考え続けることです。
その中で「そうか!」と思ったことをすぐ書く、「どうしてかな?」と思ったことをすぐ書く、
というふうにするといいです。
10枚の紙に向かって、さあ何か書くぞ、ということではないのです。
そうやって書くと、自然に1ページ1、2分で書けます。
最初は時計を見ながら意識して急ぐと、
「何だ、2分もあれば、十分書けるじゃないか」ということに気付きます。
さらに慣れると「1分って、結構長いんだな」ということになります。
思いが強ければ、です。
そうなると、10ページ書くのは、細切れの時間の合計として毎日15〜20分程度です。
それだけの時間を投入するメリット、インパクトとしては、
頭がどんどん整理される
新しいアイデアが生まれる
自分への自信が生まれる
頭も整理され自信も生まれた結果、上司への説明に説得力が出る
経営者的視点が身につく
普段から考える癖がつく
何が優先順位の高い仕事か明確になる
余計な仕事をしなくなる
二度手間が減る
仕事のスピードが大幅に上がる
疑問点が明確になる
何となく気分の悪かったことがすっきりする
ストレスが明らかに減る
自分をより客観的に見れるようになる
一人ひとりの部下の強み、弱み、スタイルを考慮したコーチングができる
苦手な人とのコミュニケーションに新たなヒントが生まれる
関連部署を巻き込むためのアイデアが生まれる
他の人とのコミュニケーションに幅と深みが出る
などです。
どれも、メモを書かずにただ努力しようとしても、空回りになったり、
ストレスを感じたりすることばかりです。
熱心にメモを書かれて、大きな成果・成長を感じている方はすでに大勢いらっしゃいます。
仕事だから書く、課題といわれているから書く、ではなく新しい自分を発見し、
仕事をより効果的に進め、ストレスを下げ、成長を加速するため、
メモ書きに一刻も早く慣れていただければと思います。
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