頭を整理し、考えをまとめ、冷静になるための「メモ書き」
頭を整理し、考えをまとめ、冷静になるための一番効果的なやり方の一つは、
A4用紙を横置きにして、思いついたことを1件1葉でどんどんメモ書きをすることと考えている。
社長の考えが明確になり、より効果的なリーダーシップを発揮できる。
書いたメモは、場合によってはそのままコピーして社員への説明資料として使うと、
殴り書きでも十分効果的なコミュニケーションとなる。
あるいはパワーポイント化して、経営会議、取締役会等でも活用できる
メモを書くねらい
頭に浮かんだことをすべてメモに書き留めることにより、考えを整理する、頭がすっきりする。
書くと新しい考えが生まれる
自分が何を悩んでいるのか、はっきり見える。悩みが大幅に減る
メモが外部メモリになるため、頭の働きがよくなる
暗黙知を形式知化する
インタビューメモ、人から聞いたお話、ミーティング議事録など、すべて一元管理できる
方法
思いついたこと、気になること、疑問点、次にやるべきこと、自分の成長課題など、
頭に浮かんだことはすべてメモに書きとめる
メモはすべてA4コピーの裏紙に。気軽に書くには裏紙の方が望ましい
必ず、1件1葉で。必ず横置きで、左上にタイトル、右上に日付を書く
頭に浮かんだことをすべて書く。
平均すると、毎日10ページ程度が目安。
1か月に300ページ書ける人は急成長する
真剣に考えていれば、毎日10ページ程度にはなる
1枚1分半から2分程度で素早く書く。3分以上かけないこと。合計、毎日20分もかからない
夜まとめてではなく、思いついたその瞬間に書き留める、という習慣づけが重要
A4より小さいサイズは、詳しく書く際にスペースが足りなかったり、
他の資料と一元管理できないため、望ましくない
ノートも、項目ごとの整理ができない、真剣に書くとあっという間に何十冊にもなってしまう、
他の資料と一元管理ができないため、などの理由のため、望ましくない
いたメモの整理のしかた
「業務への取り組み」(顧客ごと等)、「顧客開拓のポイント」、「事業ビジョン」、
「高成長企業のポイント」「部下の育成」、「社長の役割」、「スキルアップ」、「自分の将来」、
「家庭」というように、気になること、考えてみたいことのカテゴリーを7〜10個決める
カテゴリーごとにクリアファイルを分け、カテゴリー名を書いて、
書いたメモをどんどん投げ込んでいく. . . 新しいものが上
カテゴリー名は、ポストイットなどのカバーアップテープ(1インチ幅)が便利。
素早く貼れ、しかも簡単に貼りかえられる。7〜8センチの長さで切って
クリアファイルの右下から3cm程度のところに貼り、カテゴリー名をマジックで書くと一目でわかる
カテゴリーが違ったかなと思ったらすぐタイトルをはがし、
カテゴリーを分けたり、全く新しいカテゴリーに書き換える
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