素早く結論を出すための「仮説思考」
社長は素早く状況判断をして結論を出すことが苦手で、
意思決定がいつも遅れてしまう。
部下が不満を漏らすが、わかっていてもどうしようもない
仮説思考に慣れていない。
身についていない
素早く結論を考えようとすること自体、拙速になってしまうのではないかとか、
不安や不快を感じる
自分は仮説思考が結構できているつもりだが、実際は非常に稚拙
何日、何週間も調査に時間をかけ、結論がないまま時間を浪費する
部下が仮説思考で素早く判断し行動しようとすると、不快に思い、
もっと「丁寧な」仕事を要求する
「仮説をさっと立て、走りながら検証し、違っていれば修正するというやり方が
一番意思決定が早く、効率的だ」とメリットや方法を詳しく説明し、
見本を何度も見せても、頭や体がついていけない
顧客と話せば話すほど新しい要望が出てくるので、仕様決定がどんどん延びてしまう。
仕様をどこで割り切って決めるべきか自信を持てず、時間を浪費しているうちに
競合から画期的な商品が市場投入される
ベンチャー社長にとっては、素早く仮説を立て、すぐ行動に移して状況を把握しながら、
さらに修正していくものだ、と腹をくくって仮説を立てる
どういう課題に対しても、その場で即座に仮説を立てることを習慣化する。
自分を無理に追い込み、結論を出さずに終わらせない。
慣れるまでこれを続ける仮説思考に長けている先輩、友人、部下が周囲に必ずいるので、
メリットや方法論を詳しく聞き、早く慣れる。
心理的なブロックを取り除く
メモ書きにより、考えをすぐ整理することを習慣にする
今回注文を取るための最低限の仕様が何で、次の開発サイクルまで待ってもらえる
新たな仕様が何か、割り切って線を引く。
部下を顧客と見立てて、ロールプレイング(模擬会話)すると、結構腹がくくれる